1947-12-09 第1回国会 参議院 鉱工業委員会 第30号
ただこれは配給の問題でありませんが、私は一つ希望を申上げておきたいことは、御承知のように目下燃料不足は非常に深刻なものでございまして、而もこれは將來の日本全體の燃料對策を考えましても、すでに先般の關東の大水害のときも論ぜられましたが、日本の森林の資源というものは非常に枯渇して參つておりまして、從つて薪炭というものにつきましても、資源的に見て今後非常に憂慮すべき状態になつておる。
ただこれは配給の問題でありませんが、私は一つ希望を申上げておきたいことは、御承知のように目下燃料不足は非常に深刻なものでございまして、而もこれは將來の日本全體の燃料對策を考えましても、すでに先般の關東の大水害のときも論ぜられましたが、日本の森林の資源というものは非常に枯渇して參つておりまして、從つて薪炭というものにつきましても、資源的に見て今後非常に憂慮すべき状態になつておる。
陳情書 (第六八〇號) 農業災害補償法案に伴う金融措置に關する陳情 書 (第六八五號) 共濟掛金の一部國庫負擔に關する陳情書 (第六八 六號) 農業災害補償法案一部修正に關する陳情書 (第六 八七號) 食糧危機突破に關する陳情書 (第六九〇號) 旱害應急對策費國庫補助に關する陳情書 (第六九八號) 岩手縣における開拓事業に關する陳情書 (第六 九九號) 家庭用燃料對策
なお燃料不足のために電熱がその代役をしておるわけでございますが、昨今の電力事情から見まして、電熱それ自體が一般家庭の燃料を充足し得ないということは明らかな事實でございまするので、これがための燃料を確保するということについては、すでに政府においての積極的な御盡力もあることは十分承知でございまするが、この際特にこの燃料對策を確立していただきまして、燃料について一般の都民生活の不安を除去するように御配慮願
第二のお尋ねの總合燃料對策のその後の實施模樣はどうかということでありますが、これにつきましては經濟安定本部、農林省、さらに運輸省が非常に力を入れておられまして、そのためには特別の列車あるいは船の手配もいたしておるのでありますので、何とか豫定通りのものは配給されるのではないかと、私は考えておるような次第であります。
それからあと一つは燃料の問題でございますが、總合的な燃料對策というものが、その後商工省あるいは安本を中心にいたしまして、種々畫策されており、運輸省の協力を得て、これが強力なる對策を實施されておることをしばしば聞いておるのでございます。その後におけるところの燃料についての見透し、本冬における燃料等の見透しを重ねて御説明を承りたいと思います。
ここは十二、三キロの所でありますが、せめてこれだけでも皆さんの御採擇によつてできますれば、當面の東京その他に行ところの燃料對策、あるいは復興資材の輸送の面においても、非常に福音になると思いますから、せめてこの線だけでも第一次的計畫として、御採擇あらんことを重ねてお願い申し上げます。
○委員長(板谷順助君) 實は先般燃料對策で、電氣委員會、農林委員會、鑛工業委員會、運輸交通委員會、この連合會を開きまして、その際小委員として我々の委員會からは丹羽君、中村君、早川君この三人が小委員に出られまして、いろいろ對策を練つたのであります。私も委員長といたしまして他の三委員長と同行いたしまして、總理大臣、商工大臣、安本長官その他の關係關僚に會つていろいろ決議を突き付けたような次第であります。
○海野委員 大藏當局にお伺いしたいと思いますが、今年の八月二日の電力危機突破に關する決議案の中に、總合燃料對策の樹立ということがあります。また八月六日の石山賢吉君の産業科覺機關の設置に關する質問に對する片山總理大臣の答辯書を讀んで見ますと、まずもつて既存の研究機關を最大限に活動できるようにすることが、實際上最も時宜に適した有效な方途であろうと考えられる。それに重點を置いて施策を進めておる。
○河野(一)政府委員 燃料對策の重要なることにつきましては、海野さんのおつしやる通りであります。今囘の追加豫算には特にその點に關する豫算は計上しておらないのでありますが、これは去る十月十四日の閣議決定におきまして、人件費、物件費を一律に一割程度減少する、こういうような措置をとつているのでありますが、それがまず八號豫算に計上されたわけであります。
さらに冬期燃料對策の上から、できるだけの配車及び小運送方面に努力をいたしまして、要請量にこたうべくいたしているようなわけでございますが、この上とも輸送力を増強せよということでございまするならば、他面他の要請物資の輸送量を減殺するよりほかに途はないのでございます。
それからもう一つの問題は、今年の冬の燃料對策について近く電氣委員會、鑛工委員會、運輸交通委員會及び農林委員會の四つの連合委員會が設けられることになる豫定でありますが、その連合委員會においては、更に所屬の各委員會から小委員を設けて具體的に御檢討を願い、又必要な政府に對する助言、推進をして頂くわけでありますが、その十一名の小委員の中から更に三、四名の小委員を御選拔願つて、その連合小委員會にお出し願いたいと
豫め豫定しております議案は、請願書二件と陳情書二件、請願書第百十號、第二百四十五號の請願書二件、それから陳情書の第三百二十八號、第三百六十三號、この四件の請願書竝びに陳情書の御審議を願つて、それからその次に綜合燃料對策について、從來この委員會で以て檢討を加えておりました件について御相談を申上げたいのでございます。最初請願書から始めたいと思います。
(第四百六十九號) ————————————— 昭和二十二年十一月十一日(火曜日) 午後一時二十九分開會 ————————————— 本日の會議に付した事件 ○日本發送電株式會社水力發電工事に 關する請願(第百十號) ○配電強化に關する請願(第二百四十 五號) ○水利使用料金の増徴に關する陳情 (第三百二十八號) ○電力制限の公平に關する陳情(第三 百六十三號) ○綜合燃料對策
それは先程申上げました綜合燃料對策、これまで扱いました綜合燃料對策に關する件でありますが、この綜合燃料對策を、もう少し廣範圍に連合委員會というような恰好で、内容をもつと檢討する必要があるというところから、これの正式な調査承認を取つて、そうしてそういう正式な手續を執つた方がいいのじやないかという意見があるわけであります。それについて御審議願いたいと思います。
十月二十三日 漆器類の物品税免税點引上又は税率引下に關す る陳情書 (第四三四號) 燃料對策より見たる内地天日製鹽實施に關する 陳情書( 第四五〇號) 給與所得者を同居親族に持つ營業所得者の減税 に關する陳情書 (第四五一號) 酒税増徴竝びに濁酒密造に關する陳情書 (第四五六號) 自給製鹽制度の存續に關する陳情書 (第四六〇號) 生業資金に關する陳情書 ( 第四八一號
一、政府は燃料對策本部を設け少くも家庭必需量の最低限度確保を目標に、電氣、ガス、煉炭、亞炭、薪炭等との總合的計畫を立て、緊急果斷に措置を推進すること 一、生産地に滯貨している木炭十四萬五千餘トン、薪百九十四萬五千餘層積餘を主要消費地へ結びつける山元搬出、小運送トラック、鐵道、船舶等總合的輸送調整を行い、優先措置を強力に斷行すること 一、薪炭増送に從事する夜間勤務者に對しては食糧特別加配の措置を講
これはわれわれの事務的の立場から申した次第でありますが、しかし燃料對策の重要性から見まして、この輸送計畫を改訂して、他のものを切つてもこの薪炭に輸送力をまわすべしという見解が成立ち、これを實施すべしということに相なりますれば、私どもの方といたしまして、これを改訂して薪炭に多量の輸送力を割くことは、當然なすべき事柄であるというふうに考えております。
○井上政府委員 今永井さんから、詳細にわたりまして本年の燃料事業、特に十月から來年の三月に至る冬季間の燃料對策について非常な御調査に基く御意見を拜聽いたしたのでありますが、政府といたしましても、この冬季間の燃料對策に對しましては、食糧問題に匹敵する重大な、國民生活の上に與える影響の大きいことを考えまして、かねて関係各省の御協力を求め、これに對する具體的な對策を進めておるわけでございますが。
目下經濟安定本部においても下期電力用炭として約百四十萬トンの割當を行うべく考慮中でありますが、この場合には本州中央部に對する下期割當は約四十萬トンとなるのでありまして、これが電力不足對策としては、電力割當制を實施すると同時に、メーター及び電流制限器の取付による壇用電力の低減化竝びに總合燃料對策樹立による電熱の減少に努力中であります。
今動いておるものは全部重要産業だという概念のもとにこれをたな上げしてしまつて、現實に本年の燃料對策に深刻な惱みをもつておるところの都市住民に對して、しかもこれは公共事業に屬すべきものだと私は思います。それをただ單に電力が足らない。非常措置をとらなければいけないというて、やらないというような考えではなく、この問題については私は非常措置をとるべきだと確認します。
從つて私どもといたしましては、この冬季の燃料對策という問題はすこぶる重要な問題でございますが、やはり自動車の輸送確保ということは國民生活維持の點から見ても、國の再建の面から見ても、すこぶる大事でございますので、いかなる燃料對策がとられるといたしましても、自動車の燃料問題も同時に解決し、確保できる状態におきまして、この問題の解決をはかつていきたい。
ただ農林省としては、燃料對策と製炭業の今後の進展の助成というが、それの振興の意味において、この問題にどういう態度をもつて臨んでおるか。その態度を聽きたいというのが私の質問の要旨であります。
○平川政府委員 燃料對策の重要なことはもとよりでございます。また災害を速急に復舊しなければ、ほんとうの燃料問題にも大きな影響があるということは、まつたく御指摘の通りであります。農林省といたしましては、何らかの形において、でき得る限りの援助をすべきであるということは當然と考えております。
しかしながら政府がいわゆる供出命令にひとしいところの割當を決定し、しかもそれが現在のわが國の國民生活、特に都市におけるところの燃料對策上重大なる影響があるのであります。して見ますれば、これは單純なる企業と見ることはなくして、むしろ非常に公共的意味をもつておる。しかるところ、この製炭に從事しておる人々はほとんど原則的にその日暮しの人々であります。
この決議案に盛られましたものは、資金、資材の優先配給、勞働者の生産性の向上、總合燃料對策の樹立、電力の合理的使用、かかる當面のきわめて重大なる問題を含んでおるのであります。
先般總合燃料對策の中にも、その思想を盛りこみまして、あの對策を立てたような次第でありますが、さしあたつてはそういう形でやりたいと思います。
それには薪炭が相當運輸事業に使われておるので、石油を確保したらどうかというような社説なのでありますが、石油に對するお見透し、また石油を含んだところの總合燃料對策につきまして、御見解を承りたいと思います。
しかしながら、そうなりますことが家庭の燃料對策を確保することになります關係上、われわれはそういう目的のもとにずつと懇請を續けていきたいと考えております。今度の總合燃料對策も大體そういう方向で考えておるのでございます。從いまして輸送用の薪炭というものはある程度減りましても、家庭に供給するという考えでつくり上げられるように考えております。
そうすると家庭の電熱割當基準ですね、總合燃料對策として規定している薪炭、炭十六俵とかいう基準ですね。今の問題の基準率が、その炭の配給が假りになかつた場合に、それで電氣を超過使用する場合が出て來ると思うのです。この場合の取締というかどうなさるつもりなのです。そうしてその認定は誰がするのですかというこういうことを一つ承りたい。
ただ先程お話もありましたように總合燃料對策、殊に木炭、薪炭の入手率何如ということが非常に危ぶまれるという點に、若干意見の不一致というよりも、寧ろ危惧の念を業者側が持つておるということであります。これにつきましては、私はこれを確保しなければ電力の配電はできないということを考えております。我々といたしましても、是非これを確保するように農林當局その他にも要求してあるのであります。
そこに非常にむずかしい點があるのであるということを申上げ、それからもう一つ、業務局から、「なかなかむずかしいと思う」と率直に言つてしまつたのでありますが、それは今の岡部さんの言つた通りに總合燃料對策については、配電側も隨分その前から各方面にも働き掛けまして、一生懸命やつているのでありますが、その通り行くかどうか心配であります。その二點であります。可なり細かく實行して貰わないと理想通りに行かん。
その要點は第一には、燃料對策は、燃料竝びに動力對策としましては、綜合的な燃料對策をこの際至急樹立して頂きたい。熱竝びに動力はそれぞれ互に連聯しておる問題でありまするから、電熱對策、動力對策、ガソリン對策、自動車、汽車等に對する對策、鹽業又ガス等に對する對策等、各種の動力竝びに熱量を綜合的に勘案いたしまして、對策を、強力な對策を樹立して頂きたい。
これが何に原因するかと申しますと、即ち政府の燃料對策が失敗であつたことであります。つまり薪炭の割當配給が完全に失敗したことである。それで私共は今年のこの危機を突破するもう一つ大きな仕事は、是非綜合的な燃料對策を講じなければならない、これを政府に要求して、そうしてこの綜合燃料對策を通じて電熱を消費を規正して行くというふうにならなければならないと考えておる次第であります。